アトピー性皮膚炎克服への道 | 第2の秘訣

12.「胃腸の健全化」第2の秘訣

小児科の医師の本には「アトピーと食事は関係している」と書いてある。
そして、除去食の大切さが謳ってある。 一方、皮膚科の医師の本には「アトピーと食事は関係ない」と書いてある。
こちらは皮膚のバリアー機能の大切さが力説されている。
これは一体どちらを信じれば良いのですかね?

この様な場合、人間は大抵は自分の都合の良い方に解釈するものですね。
「オレは子供じゃない。」「だから食事は気にしなくても良い筈だ。」ってね。
私は、毎日好きなものを、好きな時に、好きなだけ食べていたんですよ。
これがそもそも「負け戦」のはじまりだったのです。

残念だけど、これでは克服のための土俵にすら上がっていなかったんですね。

■秘訣2 甘いモノと動物性のタンパク質を避ける

食べ物に関してはあれはダメ、これもダメってやっちゃうとダメですね。
そのこと自体がストレスになって続かないですから・・・。
でも、甘いモノと動物性タンパク質、このふたつは避けておいた方が無難ですね。
特に、肉類の過食はアトピー性皮膚炎には良くないですよ。

ここは、大切なので復習しておきますね。

秘訣1で少食にしたり、今回の動物性のタンパク質や甘いものを控える目的は
「胃腸の健全化」への最短距離を歩むためなんです。

本来なら、あなたの胃腸は肉類でも甘いモノでも気にせず食べられる筈。
つまりアトピーが治れば焼肉やサーティーワンのアイスクリームだって食べられる。
(事実、私は焼肉もラーメンもアイスも回転寿司も気にせず食べています。)
でも、「今は控えた方が良いですよ。」ってこと。

残念だけど、今のあなたの胃腸は肉やアイスクリームを充分に消化・吸収して、
立派なウンコとして排泄するだけの力がないってことです。
その証拠が便通の悪さでしょ?

食べ物をしっかり分解して、アミノ酸の様な小さな分子にしなくちゃダメなんですよ。
ここで隙を見せては、アレルゲンにやりたい放題されてしまうから。
その結果、外からの異種タンパク質(ダニやハウスダスト)に過敏に反応してしまう。
で、皮膚がカサカサして「痒い~」となるわけですね。

人間には、そもそも固体差があるんですね。
なので生まれつき胃腸の強い人もいれば弱い人もいる。
だからと言って、生まれつき胃腸の弱い人がステーキやアイスクリームを食べた程度で
いきなり肌が痒くなるなんてことはないですよね。
まして胃腸の弱い人すべてがアトピーになる訳じゃない。

コレ、やっぱり「程度の問題」だと思うんですね。
だって個人差はあっても、毎日毎日、継続的にその人の能力以上に消化・吸収力を
要求されたら、腸壁だって荒れると思いませんか?
1日や2日程度だったら修復できても、毎日、消化の悪いモノばかり食べていたら
そりゃ胃腸だってヘトヘトに疲れますよ。

こんな疲れた胃腸じゃ、栄養素もアレルゲンも区別できないでしょ?
だから腸壁を休める意味でも、胃腸に負担を掛け易い動物性のタンパク質と砂糖を
大量に使用した甘い食品は避けた方が懸命だと思うんです。

■冷たい飲み物を避ける

それからもうひとつ。
夏に飲む冷えたビール。最高ですよね。キューっと。「もうたまらん!」って感じでね。
でもコレ。胃腸に良くないって大体想像つきますよね。
冷たいジュースや炭酸系も同じです。

胃腸ってパイプ状で中は空洞になった臓器でしょ?
なので、もともと冷えやすい様になっているんですよ。
この手の内臓は冷やしちゃいけない。って知ってました?
冷やすと機能が低下してしまうんです。で、ちょっと厄介なことになる。

話はそれますが、大腸ガンとか胃ガン、乳ガンは聞いたことあると思いますけど、
心臓ガンなんて聞いたことないでしょ?実はこれも臓器の温度に関係しているとか・・・。
要するに、心臓は胃腸に比べて元々温度が高い臓器なのですね。
だがらガンにはなりにくいというお話です。

話は戻ってアトピーの人って、体の表面は熱を持って熱い(痒い)けれど、体の内部
(芯)は冷えているケースって多いのですよ。だから、冷たい飲み物って要注意です。
アトピーの時、胃腸は冷やしちゃダメなんですね。
とにかくアトピーが良くなるまで、冷たい飲み物は控えましょう。

でもね・・・。
「よし判った!」「肉と甘いものは止めるぞ!」
「冷たい飲み物は控えるぞ!」って決心しても継続するのは結構大変ですよ。
そりゃ、今までず~っと続けてきた生活習慣を変えるのですから・・・。
それに食欲とストレスは密接に関係していますしね。

ちなみにストレスは、アトピーを克服する上で最も厄介な存在でしょうね。
眼に見えないだけでなく、本人自身が自覚していない場合すらありますから。

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