アトピー性皮膚炎克服への道 | ポイントを押さえる

10. 克服の鉄則

■克服への原理・原則とは?

物ごとには法則があるように、アトピー性皮膚炎を克服するのにも「原理・原則」があると思うんです。

例えば、
アトピー性皮膚炎が「免疫疾患」と呼ばれる割には、免疫の話ってあまり話題になりませんよね。
これは、免疫疾患の話が難しいからなんでしょうか?
それよりも「これアトピーに効きますよ!」と言われると、何となく心が動いてしまいますよね。
でも、この方法では治らないんですよね。

アトピーが「免疫疾患」である以上、「免疫機能」を正常に戻さないと治らない。
コレって、どうしようもない現実です。(そろそろ目を覚まして下さいよ。)
結局、アトピー性皮膚炎を治すと言うのはたったこれだけのことなのです。
こう考えると、実はアトピー性皮膚炎の本質は、もの凄くシンプルなんです。

要するに、「免疫機能」を正常に戻せばアトピー性皮膚炎は克服できる。

では、「免疫機能」を正常に戻す為にはどうすれば良いのでしょう?
みなさん、ここがよく分からないのです。

■「勝ち戦」のポイント

「免疫機能」を正常に戻そうとした場合、ステロイドで免疫を抑制したり、アレルゲン
に対して抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を飲用することは、実は根本的な解決策
にはなっていません。

実は私、アトピーを治す場合、直接免疫系に働きかけるような治療が、あまり好きではないんです。
実際に、たくさん試しましたが、全然治りませんでした。
ここがポイントなんでが、アトピーを治す場合には免疫系じゃなく、まずは消化器系に
注目した方が良いと思うんです。

そう。消化器系。つまり胃腸の働きです。
これ、一見遠回りしているようで、実は一番近道&確実だから・・・。
ここが判らないアトピー患者の方、もの凄く多いのでちょっと説明しますね。
突然、「アトピーを治すには胃腸の健全化が必須ですよ!」なんて言われても、実感が沸かないですよね。

そりゃそうかも知れません。
だって痒いのは皮膚で、胃腸なんて痛くも痒くもないワケですから・・・。
その上、眼に見える症状も皮膚だけです。やっぱり胃腸は眼に見えない。
それに皮膚科ではそもそも「胃腸の健全化」なんて話は出ないでしょ?

日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」にも、胃腸や消化器官という言葉は確か
登場していないと思います。では何故、アトピー性皮膚炎を治すのに「胃腸の健全化」なのか?

それは、消化管が人体最大の「免疫臓器」だから。
そう。免疫臓器ですよ。免疫臓器。そう。免疫臓器なんです。
つまり胃腸の働きが悪いと、そもそも「強い免疫系」は育まれないワケです。
なので、消化器官が弱いと、いつまで経っても敵と見方の区別さえ付かない
あまり働いてくれない免疫細胞を配置させたままになるワケです。

事実、免疫系の細胞の割合を見ても、全身のB細胞の実に70~80%は消化管にいるとされており、
この割合は皮膚に存在するB細胞の割合よりもはるかに高いとか。
コレ、どうしようもない現実です。と言うか、「免疫学」の世界では常識らしいです。

でも、大抵はココで間違いを犯してしまうんです。
「アレルゲンの除去だ!」「皮膚のバリアー強化だ!」と・・・。

私の場合、10年以上も皮膚のバリアー機能の強化を試みましたがダメでした。
結局、この10年間で学んだこと。
それは、同じ努力をするなら、結果の出る努力をした方が良いということ。

アトピー性皮膚炎克服のポイントは皮膚じゃない。
本気でアトピーを治したいって思うなら、「皮膚のバリアー強化」よりも「胃腸の健全化」に
取り組む方が先だと思うんですよね。
これがアトピーとの戦いで「勝ち戦」をするコツだと思うのです。

でもここには、少し注意が必要です。
何故なら、「胃腸の健全化」は戦い方を間違えると「負け戦」を強いられるから。
つまりこのアトピーとの戦いでは「短期決戦」は絶対にダメなんですよ。
これをやると、見事に玉砕されてしまいますから・・・。
そして「負け戦」の連続になるんです。するともう「胃腸の健全化」どころじゃない。
その結果、 「やっぱりサプリメントやローションかな?」って逆戻り。

誤解の無い様言っておきますが、私はサプリメントやスキンケアを否定している訳じゃ
ないですよ。「優先順位を間違えちゃダメ!」って言ってるんです。これを無視したまま、
サプリメントやスキンケアだって言うのは不自然だって言ってるんです。

理想的な戦い方としては一騎打ちのような「短期決戦」ではなく、城攻めのような「長期戦」を
イメージしてください。分かってもらえますか?
一気に敵を攻め滅ぼすのではなく、敵の方から降伏させる作戦なんですよ。
上手く伝わるかな?
とにかくアトピーは、「場当たり的な戦い」を挑んでも絶対に勝てないんです。

勝利するために、次の「胃腸の健全化」をしっかり参考にしてください。

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